安い電子契約サービスの選び方|比較ポイントと注意点、おすすめ13選
目次[非表示]
- 1.電子契約サービスの料金体系
- 2.安く始められる電子契約サービスの比較ポイント
- 2.1.初期費用0円で導入できる
- 2.2.月額の固定費0円で利用できる
- 2.3.基本プランで多様な機能を利用できる
- 2.4.短期(1カ月単位~)で契約できる
- 2.5.無料トライアルでサービスの利便性・操作性を確認できる
- 3.電子契約サービスを安く利用するプランの選び方
- 4.安い電子契約サービスを選ぶ際の注意点
- 4.1.電子契約の署名方式の種類を確認する
- 4.2.セキュリティ対策が万全か確認する
- 4.3.サポート体制の内容を確認する
- 4.4.他のシステムと連携できるかを確認する
- 4.5.使いたい機能にオプション料金が発生するかを確認する
- 5.安く始められる電子契約サービスおすすめ13選
- 5.1.①WAN-Sign
- 5.2.②freeeサイン
- 5.3.③クラウドコントラクト
- 5.4.④リーテックスデジタル契約
- 5.5.⑤Acrobat Sign(旧Adobe Sign)
- 5.6.⑥Docusign
- 5.7.⑦ベクターサイン
- 5.8.⑧SMBCクラウドサイン
- 5.9.⑨契約大臣
- 5.10.⑩マネーフォワード クラウド契約
- 5.11.⑪Great Sign
- 5.12.⑫電子印鑑GMOサイン
- 5.13.⑬BtoBプラットフォーム 契約書
- 6.まとめ

紙の契約書類を電子化するにあたり、「電子契約サービスにかかる費用をできるだけ安く抑えたい」と考えている企業のご担当者様も多いでしょう。サービスによっては、初期費用0円で電子契約を始められる場合もあります。リーズナブルな電子契約サービスを利用して、契約業務の効率化を低コストで実現しましょう。
この記事では、電子契約サービスの料金体系や、安く始められる電子契約サービスの比較ポイント、おすすめの電子契約サービス(ツール)13選をご紹介します。
電子契約サービスの料金体系
電子契約サービスとは、デジタルデータ(PDFなど)で作成した契約書に対して電子署名・電子サインを施し、契約締結の業務効率化を支援するサービスです。
電子契約サービスの料金体系は、基本的に「初期費用+月額利用料(基本料金)+従量課金+その他オプション料金」という形になっています。また、導入方法が「クラウド型」か「オンプレミス型」かによって導入・運用コストが大きく異なります。なかでも安く始められる電子契約サービスを求めている方には、初期費用が安い「クラウド型」がおすすめです。
クラウド型の電子契約サービスでは、無料プランから有料プランまで幅広い選択肢が用意されています。自社が求める機能やセキュリティ要件を踏まえて、各社のサービスを徹底比較しましょう。
⇒ 【初心者向け】電子契約の導入方法とは?すぐに分かる7つのステップ
安く始められる電子契約サービスの比較ポイント
安く始められる電子契約サービスの中から自社に最適な1社を選びたい場合は、重要なポイントを押さえて比較検討しましょう。ここでは、選び方のポイントを詳しく解説します。
初期費用0円で導入できる
クラウド型の電子契約サービスには、初期費用0円で始められる無料プランが提供されているものもあります。クラウド型はシステムやサーバーを用意するコストやリソースが不要であるため、電子契約サービスを安く始めることが可能です。一方、オンプレミス型の場合は一般的に自社でシステムを構築したりサーバーを設置したりするために多くのコストが発生します。
⇒ 電子署名や電子契約の費用はいくらくらい?費用対効果も紹介します
月額の固定費0円で利用できる
運用コストを極力抑えたい場合には、月額の固定費0円で利用できるサービスがおすすめです。ただし、たとえ月額の固定費が無料だったとしても、「電子契約書の締結」や「電子文書の送信」で1件ごとに料金が発生する仕組みになっているケースも少なくありません。長期的な運用コストを安くしたい場合には、複数社の費用相場をチェックして比較検討しましょう。
基本プランで多様な機能を利用できる
電子契約サービスの基本プランで利用可能な機能が多いと、オプション料金が不要となりコスト削減につながります。追加料金をなくして利用費をできるだけ安く抑えるためにも、事前に自社に必要な機能を洗い出し、基本プランでどこまで対応できるかを整理しておきましょう。
例えば、NXワンビシアーカイブズが提供する電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」では、電子契約締結・文書管理・契約管理・ユーザー管理機能・セキュリティ・内部統制機能などの多機能を基本プランで利用でき、コスト削減につながります。
短期(1カ月単位~)で契約できる
1カ月単位で契約できる電子契約サービスなら、初めての導入でも気軽に利用しやすいでしょう。一般的に電子契約サービスの料金プランは、月払いよりも年一括払いのほうがひと月あたりの金額が割安になります。ただし、初めのうちは最低契約期間がない柔軟性の高いプランを利用して、自社との相性を見極めるのも一つの手です。
無料トライアルでサービスの利便性・操作性を確認できる
電子契約サービスの各社が提供する無料トライアルを活用すると、サービスの利便性や操作性を導入前に確認できます。複数社のサービスを比較検討するときは、現場の担当者に実際の使い勝手を試してもらうことで、「作業の手間をなくせるか」「簡単に使えるか」などのポイントを明らかにすることができます。
電子契約サービスを安く利用するプランの選び方
電子契約サービスをできるだけ安く利用したいときは、どのようにプランを選べば良いのでしょうか。ここでは、プランを選ぶときのポイントをお伝えします。
電子契約に必要な機能を最低限に絞る
電子契約サービスの料金プランは、システムの機能が豊富なほど月額料金が高額になる傾向にあります。そのため、自社の契約業務に必要な機能を絞り込み、過不足なく使いこなせるサービスを選ぶことが大切です。また、よく使う機能が基本プランに含まれているかもチェックしておきましょう。
自社の規模に合う料金形態を選ぶ
電子契約サービスの料金プランによっては、アカウント数や月間に対応可能な件数の上限が定められている場合があります。上限を超えた分は別途費用が発生する場合があるため、事前に確認しておきましょう。あらかじめ各サービスの詳細を確認し、自社の規模に合った料金形態を選びましょう。
年間契約など長期割引プランを検討する
自社に適した電子契約サービスが見つかった場合は、長期割引プランで契約するとひと月あたりの金額を抑えることが可能な場合があります。ただし、長期割引プランでは一般的に1年以上にわたり契約を継続することが前提となります。利用中の解約が発生する可能性がないか、十分に検討したうえで判断することが大切です。
安い電子契約サービスを選ぶ際の注意点
安い電子契約サービスはコスト削減につながる点がメリットですが、その一方で導入にあたり注意すべきポイントもあります。ここでは、サービス選定の注意点を解説します。
電子契約の署名方式の種類を確認する
電子契約の署名方式には、「当事者型」と「立会人型」の2種類があります。このうち「当事者型」の電子署名は、電子認証局によって発行される電子証明書によって本人性が担保される仕組みで、より信用性が高く、高い法的効力を発揮します。一方で「立会人型」の電子署名は、身元を確認する書類を事前に準備する必要がなく、メールアドレスさえあれば締結可能です。サービスの契約やソフトのインストールなどが不要な場合が多いため導入のハードルが低く、手軽かつスピーディーに契約を進めることができます。業務で求められる法的効力や対応範囲に応じて、適切な署名方式を選びましょう。
セキュリティ対策が万全か確認する
電子契約サービスのセキュリティ機能や、サービス提供会社のセキュリティ体制が万全であるかを確認しておくことが重要です。各社の機能詳細ページで「暗号化」「アクセス制限」「権限設定」などの機能面を確認するとともに、サービス提供会社が情報セキュリティの認証を取得しているかをチェックすると良いでしょう。
サポート体制の内容を確認する
電子契約サービスの導入前後に充実したサポート体制が用意されていると、初めての導入でもスムーズに利用できます。専任のサポート担当者による支援のほか、電話やメールで問い合わせ可能なヘルプデスク、マニュアル・セミナーといったサポートの有無まで確認しておきましょう。
他のシステムと連携できるかを確認する
既存の業務システムと電子契約サービスを外部連携させると、契約業務の効率化が期待できます。あらかじめ連携可能なサービス名や、導入実績などを確認しておくことが大切です。場合によっては、機能詳細ページに記載のないサービスでも連携可能なケースがあるため、問い合わせておくと良いでしょう。
使いたい機能にオプション料金が発生するかを確認する
たとえ基本料金の安い電子契約サービスであっても、自社が必要とする機能がオプション料金の対象となる場合は追加でコストが発生します。あらかじめ使いたい機能を明確にしたうえで、追加費用が必要となるか各社のサービスを比較してみてください。
安く始められる電子契約サービスおすすめ13選
最後に、費用を抑えて安く始められるおすすめの電子契約サービス13選をご紹介します。各製品の機能やメリットに加えて、料金比較をしながら自社に適したリーズナブルなサービスを見つけましょう。
①WAN-Sign
「WAN-Sign」は、初期費用と月額費用が0円で、「当事者型」から「立会人型」までのあらゆる締結方法に対応した電子契約・契約管理サービスです。
基本プランの場合、当事者型(実印版)の締結料は月3件まで0円、立会人型・事業者署名型(認印版)の送信料は月10件まで0円で利用できます。また、書面と電子文書の一元管理機能、内部統制機能、自社保有のデータセンターを活用した強固な保全体制まで備えています。
このように高機能でありながらコストパフォーマンスに優れているのが「WAN-Sign」の魅力です。さらには、専任の営業担当者による無料の導入・運用サポートも付帯するので、初めて電子契約サービスを導入する企業でも安心して利用できます。
https://wan-sign.wanbishi.co.jp/
②freeeサイン
「freeeサイン」は、弁護士が監修した統合型法務サービスです。法人向けの各プランには「電子サイン無料枠」が含まれており、「Starter」プランは50通/月、「Standard」は100通/月、「Advance/Enterprise」は300通/月~の無料枠が提供されています。
③クラウドコントラクト
「クラウドコントラクト」は、中小企業や個人事業主向けの機能が充実した電子契約サービスです。契約締結可能数やアカウント作成可能数に無料枠が設けられています。例えば、「スターター」プランの契約締結可能数は月10件まで無料、アカウント作成可能数は1アカウントまで無料となっています。
④リーテックスデジタル契約
「リーテックスデジタル契約」は、金融・法務の専門家が監修した電子契約サービスです。定額制の「ENTRY」プラン、「TOTAL 600」プラン、「TOTAL 1200」プラン、「TOTAL 3000」プランはいずれも初期費用無料で、契約件数に応じて最適なプランを選択できます。
https://le-techs.com/lp/digital-contract
⑤Acrobat Sign(旧Adobe Sign)
「Acrobat Sign」は、Adobe社が提供するPDF作成・編集ソフトウェアで利用できる電子サイン機能です。法人向けの「Acrobat Proグループ版」プランでは、14日間の無料体験が提供されています。
https://www.adobe.com/jp/acrobat/business/sign.html
⑥Docusign
「Docusign」は、契約・合意文書を送信・署名・押印・管理できる電子契約サービスです。180以上の国や地域でグローバルに利用されています。公式サイトから無料トライアルの申し込みが可能です。
https://www.docusign.com/ja-jp
⑦ベクターサイン
「ベクターサイン」は、初期投資0円で利用できる電子契約サービスです。初期費用と基本料金はいずれも0円で、機能・文書保管数・ユーザー登録数などの制限はありません。送信料のみのシンプルな料金プランで利用できます。
⑧SMBCクラウドサイン
「SMBCクラウドサイン」は、三井住友銀行のほか国内大企業で導入されている、弁護士監修の電子契約サービスです。必要最低限の機能を搭載した「Light」プランは、月額固定費用や送信件数ごとの費用を抑えながら、ユーザー数・送信件数無制限で利用できます。
https://www.smbc-cloudsign.co.jp/
⑨契約大臣
「契約大臣」は、低料金でシンプルに利用しやすい電子契約システムです。初期費用なしで利用を開始でき、基本料のみで契約書の作成から保管まで対応できます。いずれのプランでも、1カ月あたりの送信件数に上限はあるものの署名タイプが電子サインの場合の送信料金が無料となっています。
⑩マネーフォワード クラウド契約
「マネーフォワード クラウド契約」は、契約書の送信料・保管料が0円のワンストップ契約管理サービスです。法人向けの料金プランの中には、電子契約を始めたい方向けのプランが用意されているほか、無料トライアルも提供されています。
https://biz.moneyforward.com/contract/
⑪Great Sign
「Great Sign」は、必要な機能をワンプランで実現できる電子契約サービスです。電子契約に必要なすべての機能を一つのプランで完結できます。ユーザー数や契約書送信件数が無制限となっているほか、導入時の操作説明やサポートも無料で利用可能です。
⑫電子印鑑GMOサイン
「電子印鑑GMOサイン」は、国内シェアの高い電子契約サービスです。「お試しフリープラン」は⽉額基本料⾦0円から始めることが可能で、送信料も0円となっています。さらに、電子契約入門セミナーなどのお役立ち情報が無料で提供されています。
⑬BtoBプラットフォーム 契約書
「BtoBプラットフォーム 契約書」は、Webで契約が完結する電子契約サービスです。導入前のコンサルティングやデモに無料で対応してもらえます。電子契約機能のみでスタートできる「シルバープラン」は、ユーザー数無制限で利用可能です。
https://www.infomart.co.jp/contract/index.asp
まとめ
ここまで、電子契約サービスの料金体系や、安く始められる電子契約サービスの比較ポイント、おすすめの電子契約サービス13選をお伝えしました。
NXワンビシアーカイブズが提供する電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」は、電子契約締結機能のほか、紙と電子文書の契約書管理に対応した「一元管理機能」、社内の承認や認証を強化する「セキュリティ・内部統制機能」などを初期費用0円でご利用いただけます。
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